瞳、曇る 滲んだ景色

あなたにとって私はどんな風に

映っているのでしょうか。


人の目に、自分の心に……

傷つく心 ざわついても、


その経験は 

私だけのものというのなら

人はなぜ、天を仰ぐのでしょうか。


自分のなかの小さな心の窓ですら

開けることなく 真っ暗で、

部屋に置かれた 美しい空蝉の帳を

ひとり、眺めるふりしてる僕がいる。


小さな僕の世界のなかで、

僕は、何をみているのだろう…

あなたは、僕のなにを みているの?


自分が思うより傷ついていたことを知った僕の

違う未来の始まりは、

あなたに愛されていた……

僕は僕を愛してた 愛したかった…

そんな愛から始まって、


風に融けて流れほどけて


君との日々の向こうには

今も昔も 美しい景色は透明で

愛しくて 眩い世界があったから…

感じること眺めれば いつも

こころは音を言葉を 紡いだ。

生命の鼓動は、静かなる奥宮の幸せがあった。


無情に天を仰ぐよりも

愛を込めて 大きく手を振ること…

振れる自分であることを願った僕は、

「君を月に連れて帰ります。」

という夢をみた。


その夢は、

傷ついた僕を許せるように

僕が幼い頃 みていたあの光を…

取り戻したかった明るい世界は、

ここにあるんだと思い出せるように、


図らずとも過去を手放す夢だとしても、


みえなくなるものに怯えながら

これまで仕方なく生きてた憤りを

悔いたとしても、


そのとき 僕は

後悔というものが真っ暗な部屋だという観念が、

もう必要がないこと…変わっていくことは…

さよならだけど、さよならじゃない のと同じ気持ちがした。



過去のなかから出来上がった一欠片の僕…

今も過去も未来もすべて包み込むあなた…

繋がり紡ぎほとけてく 愛のなかで

この世界で生きることを決めた僕は、

この先、月に還りたくなるフラグを立てるよな

「君を月に連れて帰ります。」

という夢をみた。


優しい君の純真な輝きは、僕の太陽だった。

僕は、君にとって愛だった。



天に捧ぐ花榊 風に舞う花びらはやがて

天に捧げた幸せに結び繋がる景色の中で

かけがえのない この世に根づき芽吹く

…そんな終わりのない時、

ゆっくり満ちる満天の宙

後戻りはしない世界。


だから僕は、

これから起こる始まりを呪うことなく

命の美しさを知ってゆくよ

君の祈りをのこしてゆくよ。


後戻りはしない。

僕の咲かせた煌めきが

僕の笑顔に 喜びになりますように……

あなたの 誰かの幸せに繋がるようにと、

舞う花よ。

今日も美しく朝露の光に輝いて

月は微笑みながら全てを照らし…

踊る太陽との輪舞曲に乗せて

沢山の星の輝きを照らしませ。


どんな顕れがあったとしても、

自らの輝きを閉ざさないで済む様に

この世界が優しくなってくることで、

剥き出しの、荒削りの自分を

表現し辛くなる闇に溺れても…


心の奥底にある輝きと、

自分に捧げるメロディを途切れさせないでと、

今日も生かされている僕達の魂が

歌うメロディに、祈りに気づいてと

誰も奪えない個々のリズムを刻んでる。


照らされている優しさを忘れても

「君と一緒に生きている」

そんな悠久の愛の煌めきを 刻んでる。


ともに生きて枯れゆくのなら

あなただけは僕のすべてを忘れないで……


※※※同時 投稿分※※※※


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